Posted by:
Zero
Tuesday, June 10, 2014
日本語では冠詞を利用しないから日本人にとっては定冠詞と不定冠詞の見分けは間違いなく、スペイン語の難しいところでしょう。ですから、今回は分かりやすい説明でスペイン語でいつ「un」か「el」を使うかについてのコツを皆さんに教えたいと思います。
「el」と「un」は日本語の「は」と「が」という助詞にすごく似ていると思います。どちらかといえば、「el」は、「は」という意味で、「un」は、「が」という意味だと言えるでしょう。しかし、必ずそうだと言い切れませんね。
イメージを見て「el」か「un」のどちらがふさわしいかを選びながら以下の質問にスペイン語で答えてみてください。
テーブルの上に何がありますか?
「un」を選んだのなら、正しいです。日本語では「何はありますか」という質問ができませんよね。なぜなら、「は」と「el」は新しい情報に対して使えないからです。「un」を使う理由はこの林檎は誰でも知らないし、初めて知ったからです。簡単に言うと、どうでもいい林檎ですね。「¿Qué hay?/What is in there?/何がある?」という質問は新しい情報を探しているので、「el」が使えませんよ。「el」が置かれる名詞は新しい情報ではないです。
コツ#1: 「何がありますか」という質問の答えはいつも「un」が置かれる。さて、「el」について少し話しましょう。 定冠詞の「el」はいつ使うかというと、予め話し手がその名詞を知っている場合に使います。上の林檎は覚えているでしょ?うん、あの林檎ですね!あなたも僕もこの林檎を知っているので「La manzana」と言えますよね。簡単ではいないでしょうか。
コツ#2: あ、あの「名詞」か!と言える度に、不明なものではないので、「el」が使える。少し難しくしたらどうでしょう。 友達に上の林檎を紹介しようとします。「ね、これ、林檎だよ。」と友達に言いたいなら、スペイン語で何ていうんでしょうか?
☆ Esta es la manzana.
★ Esto es una manzana.
確かにあなたはもうこの林檎を知っていますが、友達は初めてこの林檎を知ったので、「Esto es una manzana」が正しいです。友達の立場で、これは新しい情報だから、「una」を。
林檎を紹介してから、友達に「食べていいよ」と言ったとします。次の日に、友達が林檎を食べたかどうか知りたくて、「ね、林檎食べた?」と友達に言います。「ね、(あの)林檎食べた?」はスペイン語でなんていうんでしょうか。
考え中・・・
うん、そうですよ。あなたもその友達もこの林檎を知っているので、「Oye, ¿te comiste la manzana?」 が正しいです。
コツ#3: 自分も相手も同じ情報/名詞について話しているのなら、定冠詞を使う。日本語の「ある」は動詞の意味の他に、別の使い方もしますね。この使い方は「un」に似ています。例えば、「ある人がしました」。「un」か「el」のどちらを選べばいいか分からなかったら、「ある」を名詞に付けて、意味が通じれば、不定冠詞の「un」を使っても良いですよ。試してみてね!
だから、上の「ね、林檎食べた?」は「ね、ある林檎食べた?」に変えてはいけないのです。
コツ#4:「ある」を名詞に付ければ、「un」と「el」の見分けがわかりやすくなる。よしっ!基本的な使い方は理解できたと思います。ここまで読んでいただきありがとうございます。質問があれば、聞いてくださいね。
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